朝食コンテスト

リンゴが宿題で、「朝食コンテスト」の用紙を持って帰ってきたから大変やった***

―  献立、写真かイラスト、作り方、アピールポイント  ―

リンゴが言うには、「一人で考えてもいいし、保護者と考えてもいいし、保護者が考えてもいいと先生が言うていたから、若葉が考えてな？！」
とのこと。

いやいや、それは却下やし。

「リンゴな、普通のがいいねん。ご飯とお汁、それでいいねん！！」

そうはいうても、具材は決めないと。どれ入れる？

「ええとほんならー、ホウレン草とネギがあるから～それでいいか。」

……え？ 葉ものが二つ？ あんまりやなー。

「もーおー！ ほんなら若葉が考えて！！」

……ワカメスープでいいかな。ダシダ入れて、あ、お肉は鶏肉使わないかんからそれでいいか。

青ひょん→「ワカメスープに鶏肉はアカン！おかしい！ 牛肉やないと！」

……ほんならー、あ、豚肉あるからそれでいいか？！ 鶏肉よりはましやろ？  逆にそこがリンゴオリジナルレシピということにしとこ……(^^;

ということで、なんとか作ったよ。
「韓国風ワカメスープと玄米ご飯目玉焼きのっけ」
朝から作らせるのは自信なくて、夜にスープだけ作って、朝から玄米炊いたよ。目玉焼きは若葉作やけど。

ナプキン敷いて可愛くして写真撮ろうって言うと、
「リンゴは男子やから、可愛くしなくてもいいのー。」
とごねる。もう！ こういうのは見栄え８割なんやから！とさっさと敷いて、お箸を置かせたよ。あら？ そうか。リンゴは左利きやからお箸が反対向きやなー。
※マークでその事も書いといてね。

要領のいい子は、実際に作らずにイラスト書いてチャッチャと出すらしい。でもリンゴは曖昧なことできないし、大さじもすりきるにはどれ使ったらいいか悩んでしまうくらいやから……なんか雰囲気つかんでくれたらいいんだけどね。

リンゴが食べた感想は……
「ワカメがぬるっと口に入ってくる。」
それを聞いて、「……ワカメの食感がいい、にしとき～」と、青ひょんが苦笑。