真剣に関わると、思った以上に方向性が定まらず愕然とする事ばかり・・・。
ライトの保育園は古きよき伝統を受け継ぎ、親も先生も必死に手間ひまをかけて子どもに関わる、自然派の保育園(経験比)。
玄関手洗い、すべての服や持ち物に刺繍で名前つけ・ポケット縫い付け、リュックの手作り、寒風摩擦、板間はだし教育、おもちゃは先生の手作り、各クラスにキッチンあり、網戸なし、歯みがきなし、キャラクター物なし、ティッシュは水溶性のおとし紙、消毒最小限。
園の、そんな方針に賛同する親の思い入れも相当強い。ひ〜大変!と思いながらも必死で身の回り品を揃える。
年に一度の保育園への質問や要望アンケートをまとめながら、そのまとめ切れなさに愕然とする。
こんなにもすばらしい保育園の昔ながらのよき伝統を守るのはもちろん大切だけれど、今の時代に合わせて少しずつ変えていくことは果たしてどうなんだろう。私には当然と思える、帽子や歯磨きを取り入れて欲しいという意見は、伝統を揺るがす勢力として眉をひそめられるのだろうか。
帽子は一部取り入れられている。それは一定、保護者の要望が受け入れられたからだ。でもそれに疑問を感じるという意見もある。
むずかしいね・・・。ほんと。大真面目に子どもの幸せを考える大人たちという共通項はあるけれど、大切にしたい事が少しずつ違っている。のびのび子ども時代を過ごさせてあげたいという思いはみんな同じだけど、それが保育の現場で表れるときには違う形になってしまうこともあるのだ。それはどうしてそうするのかという情報不足ということも多々ある。
園の方針のひとつひとつを、その理由とともに知って、納得するプロセスが必要なのだろう。この時代にあえてなぜ?ということが頻発するけれど、背景を知れば感心もするし進んで取り入れたいこともある。たまに妙な理由に思えることもあるけれど・・・(スミマセン)。
縁あって通う事になった大切な保育園。みんなで守り育てたい気持ちはひとつのはずなんです!
強烈な保育方針やね。
返信削除私だったら転園する。だって手作りを強制されるって、辛すぎる!
それでなくても毎日時間に追われる生活をしているのに、器用でない私は縫い物不得手やし、リュックなんて作れな~い~!!
遠足のお弁当を作るのが精一杯やった。
それでも「量が多すぎて若葉ちゃん食べられませんでした」って怒られたし・・・。
網戸なし、歯磨きなしっていつの時代や?
思い出すわ。「最後にリンゴを食べさせてください」って言われたこと。
歯磨きまではしなくても、硬いリンゴで歯間を掃除すればまし!ってことだった。
「??」と思いながらもリンゴを食べさせてたわ。
8年後の末子の時には歯ブラシが各教室の前に並ぶようになってた。
それから何年たった??
時代は逆戻り?
公立ではないので、良くも悪くも独自路線を貫けるんだね。
伝統という名のちょっと古い慣習を突破するってどこでも大変なんだね。
伝統の押しつけではなく、みんなで意見を出し合って、納得できる保育をやってもらえたら安心して働けるね。
補足するのもなんやけど、
返信削除これまでの北摂(民間・公立)、市内(民間・公立)の中で、もっとも試行錯誤して頑張ってる園やと思うで、今の保育園が。公立の息苦しさは二度ともう味わいたくない。園がどうのこうのという側面は無いことはないが、それよりも、社会的、行政的な枠組みによる「保育」の閉塞感のほうが強いよ。保育園の”もんだい”は、別に大変でもなんでもない。できる範囲でやりゃええだけの話だから。