わがままなライト

ライトは２歳半。人生で史上最強のかわいさを迎えていると言ってよいだろう（親バカ）。

２人目ということもあり、最初ほどの力も抜け、思うがままにしてしまっている。そのうえ、常に抱っこしながら１０秒ごとに「かわいいねぇ」と言う毎日。楽しい日々を謳歌していた。

が・・・・・・。

最近、一抹の不安が芽生えた。もしかして保育園でご迷惑をかけすぎではないだろうかと。

というのも、毎朝保育園で用意に手間取るようになったためだ。今までは親がやっていた用意を、子どもにさせましょうという方針になったからだ。あんなに「蝶よ、花よ☆」と甘やかしてきたのに、いきなりテキパキと用意するわけがない。当然のように「いや〜。いや〜。わぱばちゃんやって〜。」とダラダラと寝転がり、タオルもパンツも放り投げる・・・・・・。出来るのに、わざとやっているのだ。手拭タオルもどこにひっかけるかしっかりわかっているくせに、わざと違うお友達のところに引っ掛けるふりをしてチラリとこちらを見て笑っているのだ。

いつまで〜もグダグダ、ノロノロやっているもんだから、先生もいろいろ声を掛けてくださる。「おかぁさん、いっぱい待ってもらったし、もう行ってもらっていいですよ！」と引き取ってもらい、今日はとうとうそのまま置いてきた。

泣き叫んでいるライトを残して、ギリギリの時間に保育園を飛び出る。そして、初めて「このままではまずいのではないだろうか・・・」と考えるに至る(^^;

リンゴはどうだっただろう？　「あれ？　かしこく出来るかなぁ？」と声をかけると、期待に応えようと頑張って取り組んでいた姿を思い出す。あの要領でやらせようと思っても、ライトはヘラヘラとまったく聞く耳持たず。

「鬼」「蛇」「おばけ」「もったいないばぁさん」「ねずみ」「となりの犬」「ありんこ」「魔女」・・・・・・。あらゆる怖いものを総動員させて脅している(^^;　

確かに、本気で言えばパパパパ〜とものすごいスピードでやってのけるので、できるはずなのだ。でもこちらが本気を出すのがエネルギーがいるので、なかなかできないんだよねぇ・・・。正直言って。

夕方、先生にお尋ねしてみた。「ライトはわがまま放題でご迷惑をかけているんじゃないでしょうか？」

すると、「う〜ん、そうですねぇ、ライちゃんはよくわかってるから、担任ごとに顔色を見て判断してますねぇ（笑）」とのお言葉。なんと、物腰やわらかい先生の言うことはプイッと知らん顔して聞かないらしいのだ。野菜もポイポイと放り投げているらしい。

　・・・・・・こりゃいかんな。家の中でわがまま言ってる分にはまぁいいけれど、保育園でご迷惑かけちゃいかんなぁ・・・。

「ライちゃんも、お家で許されることが園では許されないから、ギャップがあると思ってると思いますよ〜。」と言われて、あ〜もっと頑張ってやらさないといかんなぁ、と痛感したのです。

ということで、明日の用意をさっそくやらせてみた☆　自分のリュックにぎゅっぎゅっと詰めただけだけど。