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[リンゴメモ : 705] わかば/46ヵ月/ 2008.01.07(月) 13:52

ライト誕生

12月28日朝6時30分頃…かすかに血が混じるおりもの これがおしるしってやつ?それにしては控えめすぎるなぁ…。そういえば生理痛みたいな痛みが断続的に来てる。
リンゴは保育園、青ひょんは仕事納めに行ってしまった後、ゆきちゃんにメール。
「すぐに病院に電話した方がいいよ〜」
とアドバイスされて、そんなもんかなぁ?と思いつつ電話。すぐ来てくださいねと言われる。
病院にて、見たことのない若い男の先生に診てもらう。
「2センチの開きです。まだ前駆陣痛ですね。自宅待機してください。」
そんなもんか〜、やっぱり年明けかなぁと思いつつ、なんとか家に帰る。

午後2時過ぎ、やっぱり痛いし、なんかどんどん間隔が狭まってきているような!?
書き出してみると、5分、4分、6分あたり。
母にメールしてみると
「すぐに病院に電話した方がいいんちゃう!?」
とアドバイスされて、そんなもんかなぁ?と思いつつ電話。すぐ来てくださいねと言われる。
4時前に、またまた歩いて病院へ。すでに痛みの感覚が3分になっている!!やばいんじゃないの?
病院で内診を受けたら即入院決定! やっぱり陣痛だったんじゃん!!!
「いい張りが来てますよ〜。」
慌てて母と青ひょんに連絡。青ひょんは会社からすぐ来てくれた。
「これからリンゴを保育園に迎えに行って〜。2時間くらいしたらまた戻ってくるわ。」それを聞いて、助産師のうちださんが
「もう、だいぶ開いてますから早いですよ。一時間くらいで生まれそうですよ。経産婦さんは初産の2倍の速度で進みますから。」
「ええ?そんな早いんか。ミミちゃんは犬の散歩があるから7時くらいになるって言ってたから間に合わないなぁ。」
そうか…どうしよう…私は痛みでそれどころじゃなくなってきている。

あまりの進行の早さに、看護士さんが
「私、分娩台の用意してきますね!間に合わないと大変だし!」
とバタバタと駆け出していった。
そのうち、隣のベットに同じく陣痛に耐える妊婦さんが運び込まれた模様。

「もうそろそろ分娩台に移動しましょうか。」
なにしろ腰が痛くて、思ったより動けない。
分娩台で出産するのも初めて。どこにつかまればいいのだ?
6時くらいに母がひょこっと顔を出した。「なんだなんだ、もう分娩台に上がってんの?ひょ〜!すげ〜!!」
看護士さん、受けてる…「おもしろいお母様ですね。すげ〜!!って言ってましたよ」
青ひょんと交代になって、母はリンゴを連れて帰ってくれる。あーこれで安心。

私は痛みの予感が恐ろしくて嫌になる。早い早いと言われるけど、あと何回この波が来るんだろう?
あ〜天井近くのモニターに、イルカの映像が流れてる…。イルカ、見てる余裕ないって。「長く吐いて〜。もうそろそろいきんでいいよ。」
…いきむって、どういうことだろう?足を開いて、レバーも手が届かないし、どこにどう力を入れるのかさっぱりわからない〜!!

「うんちを出すみたいな感じで力を入れたらいいですよ!」
ほんとに難しい!リンゴの時はそんなこと全然考えずに力入れられたんだけどな〜。

「青ひょん、水欲しい!」
青ひょんがストローの水を飲ませてくれて、阪神タイガースのうちわでパタパタ扇いでくれる。

「このレバー届きません!上に調節できませんか??」
「それは固定なのよ。おしりが逃げてるね。もうちょっと下がってみようか。」
たぶん、レバーを握って、自分に引き寄せてふんばれば良いんだろうけど、届かないので余計に上に登ってしまっている…。
「二回吐いて、次は息を止めて力入れてみよう!」
「わかりました!二回吐くんですね!!」
ふ〜ふ〜力入れる!!
力入りきらず、看護士さんに
「いきむなら最後まで頑張る!!」
と注意されてしまった。
「口を開けないで、歯を食いしばってみて!そうそう!」
もうかなり痛い!ほんまに痛い!
バシャっと液体が流れた。破水したみたい。

そのうち、先生がホイホイという感じで入ってきはった。
「いいよ、その調子、ん〜切ろうか。」
…先生、それは会陰切開ですね… あ〜やっぱり切るのか〜。リンゴの時の痛みを思い出す。でも、このままゆっくり出すのももう限界だ〜。
ということで、切られたみたい。ちょっと残念。

二回ほど、うーんといきんだら、ぷりんっと赤ちゃんが出てきた!
看護士さん「まさに、お母様の言う、うわ〜すげ〜ですよ!」
…気に入って頂けたんですね。
まさに、ミニチュアな少々グロテスクな人間のカタマリ! すげ〜。
途端に、イルカ映像の画面が、ハッピーバースデーの音楽とともに祝ってくれる仕掛け♪ぎぃこぎぃこと、助産師さんが臍の緒を切ってくれる。青ひょんはこのあたりで退場?
先生が会陰切開の傷を縫ってくれる。ちょっとチクチクするけど、そんなに痛くない。そして早い!リンゴの時は…どんだけ縫ってんの?っていうくらい長い糸で、長いことかかって縫ってくださってたよな〜。もしかして、先生がうまいのかな?
ちょっとお腹の上に乗せてもらった気がする。カンガルー抱っこかな。

そのまま、前の台に連れて行かれて、お口の中を長い長い管入れられたり、薬をさされたり、色々こねくり回されている。ママはイルカの映像の画面で、それを見ることができるようになっている。すごいな〜。いちいち細かいよな〜。最後に可愛らしい帽子をかぶせられて終了!

そのうち、お隣の妊婦さんもいきみが最高潮にきたらしく、みんなの手が取られてしまい、赤ちゃんをお腹に乗せてそのまま待機。うう…このまま手の力がなくなって落っことしたらどうしよう…!! 早く助けにきて欲しい…。
ほどなく、またまた ハッピーバースデーのメロディー♪
おめでと〜!!

青ひょんも再入場して、三人で親子写真を撮ってもらう。(しかし後日判明するが、このときの写真は撮れてなかったらしい。)
とりあえずお疲れ様。 お腹すきました〜!!

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若葉、青ひょん

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